World Music|世界の音楽とことばのアーカイブ

アフリカ、インド、中東、南米、東欧、バリ、ジャズ、民謡、スーフィー、クラシックまで。 蒐集・試聴・旅・記録を通じて世界の音楽文化を紹介する日本語のワールドミュージック・メディア。

Monday, 19/1/2026 | 8:47 UTC+9

フェラ・クティ TEACHER DON’T TEACH ME NONSENSE

レコード会社時代の思い出

売れないレコードを沢山出した洋楽ディレクター

一番売れなかった作品

TEACHER DON’T TEACH ME NONSENSE

フェラ・クティを知ってアフリカに興味を持った。

あるフォトジャーナリストが獄中にいる凄いナイジェリアのアーティストの話を持ってきた。

詳しくは覚えていないんだけど、とんでもないミュージシャンがナイジェリアにいて、国に反逆して刑務所に入って拷問を受けたりしてきたんだけど、やっと出てきて新しいアルバムを出すから、それを日本で発売しないかという話。

なんかめちゃくちゃ興奮したのを覚えている。

これはリリースしたい。単純に思った。

過去に売れたアーティストであったことも知らない。聴いたことも無い。

まずは聴かないと。過去の作品。

『ゾンビ』を聴いたら、とんでもないものを聴いたと思った。初めての感覚。一曲がとんでも無く長い。自分の価値観のちっぽけさも感じた。

刑務所を出て最初の作品。

「フェラ・クティ TEACHER DON’T TEACH ME NONSENSE」

ただ、これはリリースしないといけないと思った。

すぐに制作部長にリリースしたいと申し出た。

そのときの部長もノリが良かった。

「やるか!」ということになり(部長は、その昔、「ゾンビ」が売れたことを知っていたし)

担当として相当気合い入れて宣伝にも力を入れたつもりだったけど、空回りだったかもね。

イニシャル枚数が記録的に少なかった。

あり得ない!と思ったけど。

自分の力の無さを思い知らされた。

ワンマン社長とも宣伝方法で一悶着あり

翌日、マーケティングに異動の辞令が出た。

そんな苦い思い出も今となっては懐かしいというか、全ては経験。今につながってるんだよね。

善悪不二。

フェラの素晴らしさは、絶対的なもの

アフロ・ビートがどうとか

クラブシーンでどうとか

結局、めちゃくちゃ売れたアーティスト

永遠

About

世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e

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