大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック
2025年5月2日
ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。
大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。
今、この古いレコードを聴いている。
正確には覚えていないが、レコード会社の関西担当の宣伝マンとして着任していたのは1年1か月。まだ世の中のことは何もわかっていない27~28歳の頃(今から37,8年前)。関西担当の宣伝マンは自社のカタログ全ジャンルを把握していなければならない。外資系だったので、クラシック、ジャズ、ポピュラーとカタログは多かったが、当時は新たに「世界の音楽」をリリースするムードは無かったように思う。比重としても、売れる作品、アーティストに重きを置くのは当然だ。コンサートでトップミュージシャンが来阪するときには挨拶くらいはする。ホイットニー・ヒューストンが大阪でコンサートをやったのはいつだ?どこでだ?
大好きだったから挨拶できたときは舞い上がった。
そんなミーハー気分の抜けていないレコード会社の宣伝マンだったが、梅田のレコード店でこのレコードを試聴もせずに買った。








POST YOUR COMMENTS
コメントを投稿するにはログインしてください。