ブラームス
ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83
20年以上の時を経て書かれた第2番は、
まったく別の世界にあります。
ここでは:
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ピアノは対話する
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オーケストラは包み込む
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音楽は穏やかに流れる
第1番が「闘争」なら、
第2番は「受容」。
とくに第3楽章のチェロ・ソロは、
ブラームスの人間的な優しさを象徴しています。
この協奏曲は、
年を重ねることの美しさを教えてくれる音楽です。
🔹 ブラームス:ピアノ協奏曲 第2番
リヒテルという「深い沈黙」
一方、第2番で決定的なのが
スヴャトスラフ・リヒテルの録音。

彼の演奏は:
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速くも派手でもない
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しかし一音一音が重い
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まるで音楽そのものが考えているよう
この協奏曲が持つ「静かな深さ」を、
これほど見事に表した演奏はほとんどない。
ブラームスの晩年の穏やかさと孤独が、
ここにはそのまま記録されている。
👉 リヒテル盤についての詳しい考察は note に書いている:
(ルービンシュタインのピアノ協奏曲第一番からリヒテルのピアノ協奏曲第二番などブラームスに沼る|夜明けのレコード室)






