Thursday, 16/5/2024 | 8:19 UTC+9
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サルディニア モンゴル ホーミー

サルディニア島にモンゴルと同じホーミーを使う人たちがいるとのこと。

それってやはり遊牧民モンゴル人がアジアからヨーロッパを駆け抜けて海もわたって一部のモンゴル人の末裔ということなのか?

顔では見分けがつかなくなっても音楽でわかる「過去」ってあるね。

■ホーミー(モンゴル語:Хөөмий (Khöömii)、ᠬᠥᠭᠡᠮᠡᠢ、フーミーとも)は、アルタイ山脈周辺民族の間に伝わる喉歌と呼ばれる歌唱法のうち、西部オイラト諸族(モンゴル国西部と中国新疆ウイグル自治区北部に居住)に伝わるものの呼称。一般に、緊張した喉から発せられる笛のような声のことを指す。語源はモンゴル語で「咽頭、動物の腹部の毛皮」をあらわす。

いくつかのスタイルに分けられるが、人によって分類が異なり、統一見解はまだない。

<発声方法>
典型的なモンゴルのホーミーの発声は、まず喉を緊張させた音を安定に大きく発声するところから始まる。唇は左右対称に「ア」を発音するときのように開き、舌は上に巻きあげて舌端の裏側を硬口蓋の奥の方につけ、喉を詰めた声をここで共鳴させる。すると非常に強い第2フォルマント(「倍音」として説明されることが多いが、実際には一連の倍音列からなる山、つまりフォルマントを認識している)が発生し、その音が口笛のような高い音として認識されるのである。

慣れてくれば、舌端を上あごに接着せず、舌と上あごの間にごく狭い隙間をあけただけで同様の音を発生させることができる。


   

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世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e