World Music|世界の音楽とことばのアーカイブ

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Monday, 19/1/2026 | 10:02 UTC+9

ブラームス

ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15

この作品は、
若きブラームスの葛藤そのものです。

もともとは交響曲として構想され、
その後ピアノ協奏曲へと変化したため、
この曲は非常に「交響曲的」。

ピアノは華麗に装飾する楽器ではなく、
オーケストラと格闘する存在として書かれています。

この音楽には:

  • シューマンへの敬意

  • ベートーヴェンへの畏怖

  • 若者の不安と情熱

が混ざり合っている。

これは
人生の最初の大きな問いを、音にした作品です。

🔹 ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番

ルービンシュタインという「人間の声」

この曲は「若いブラームスの格闘」だが、
それをもっとも人間的に弾いたのがルービンシュタインだと思う。

彼の演奏は:

  • 鉄のように強いのではなく

  • 哀しみを抱えた人の声のようで

  • 不完全で、だからこそ真実味がある

この協奏曲は、
英雄的な音楽ではなく
若い人間が世界とぶつかる音楽だということを、
ルービンシュタインは教えてくれる。

👉 深く掘り下げたエッセイは note にまとめている:
夜明け ブラームスのピアノ協奏曲第一番 ルービンシュタイン 夜明けのレコード室