ブラームス
ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
この作品は、
若きブラームスの葛藤そのものです。
もともとは交響曲として構想され、
その後ピアノ協奏曲へと変化したため、
この曲は非常に「交響曲的」。
ピアノは華麗に装飾する楽器ではなく、
オーケストラと格闘する存在として書かれています。
この音楽には:
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シューマンへの敬意
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ベートーヴェンへの畏怖
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若者の不安と情熱
が混ざり合っている。
これは
人生の最初の大きな問いを、音にした作品です。
🔹 ブラームス:ピアノ協奏曲 第1番
ルービンシュタインという「人間の声」
この曲は「若いブラームスの格闘」だが、
それをもっとも人間的に弾いたのがルービンシュタインだと思う。
彼の演奏は:
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鉄のように強いのではなく
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哀しみを抱えた人の声のようで
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不完全で、だからこそ真実味がある
この協奏曲は、
英雄的な音楽ではなく
若い人間が世界とぶつかる音楽だということを、
ルービンシュタインは教えてくれる。
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