World Music|世界の音楽とことばのアーカイブ

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Wednesday, 17/6/2026 | 7:47 UTC+9

ハチャトゥリアンとスクリャービン

* アラム・ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲(1936)

* ソ連時代の代表作で、リズムが強くてエキゾチック   * 民族色とジャズっぽさが混ざる独特のノリ

* カップリング:   * アレクサンドル・スクリャービン       * 左手のための前奏曲(Op.9-1)       * 夜想曲(Op.9-2)       * 練習曲「悲愴」(Op.8-12)

初めてこのレコードを聴いたのは、いつ頃だろうか。
一年前か。何気なく手に取った一枚だった。
最近、あらためて聴き直している。

きっかけは、キース・ジャレットの『ケルン・コンサート』の映画だった。
あれを観てから、何か心をざわつかせるものがある。

「即興」とは何か。
「音楽」とは何か。
「ジャズ」とは。
「クラシック」とは。

もっと根源的なところで、何かが揺れている。

このレコードに収められているのは、
アラム・ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲と、
アレクサンドル・スクリャービンのピアノ小品だ。

ハチャトゥリアンの音楽には、コーカサス(アルメニア)の舞曲的リズムが流れている。
民族音楽とクラシックの融合、と言ってしまえばそれまでだが、
実際に鳴っているのは、もっと肉体的な何かだ。エナジー。

演奏しているのはチェコの音楽家たち。
ピアノはアントニン・イェメリーク、
指揮はアロイス・クリマ、
オーケストラはチェコ・フィルハーモニー管弦楽団。

この組み合わせもまた、どこか面白い。

このレコードを手に取った理由のひとつは、ジャケットだった。
ピアノ内部を図解したようなデザインに、赤・黄・青の幾何学。

だが、実際に流れてくる音は、整っていないように感じる。

ハチャトゥリアンのピアノは、打楽器のように鳴り、
スクリャービンの音は、時間の中に溶けていく。

それは書かれた音楽でありながら、
どこか即興の気配を帯びている。

ふと、キース・ジャレットの即興を思い出す。

クラシックとジャズの境界は?
ジャンル?
そんなことは忘れてもいいんじゃないか。
「音がそこにある」。

 

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世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e

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