World Music|世界の音楽とことばのアーカイブ

アフリカ、インド、中東、南米、東欧、バリ、ジャズ、民謡、スーフィー、クラシックまで。 蒐集・試聴・旅・記録を通じて世界の音楽文化を紹介する日本語のワールドミュージック・メディア。

Monday, 19/1/2026 | 8:46 UTC+9

『SONGLiNES』25周年記念号― 表紙を読む

手元にある一冊の雑誌。
SONGLINES 創刊25周年号。

「ワールドミュージック」「世界の音楽」を見続けてくれた雑誌に敬意を表したい。

まずは、何も読まずに、
ただ表紙を眺めてみる。

砂漠に座る人々。
そして、その下に並ぶ名前。

これだけで、
この雑誌が何を信じてきたのかが、
もう伝わってくる。

この並びを見て、
「Recognize(知っている)」よりも先に、
「Respect(敬意)」が来る。

知らなければ、検索すればいいと思う。

流行を追った名前ではない。
けれど、消えなかった音楽の名前だ。

25年という時間を、
ちゃんと音楽で積み上げてきた雑誌だと思う。

SONGLINES創刊25周年号の表紙を飾るのは、
マリ北部の砂漠に暮らすトゥアレグ女性たちのグループ、TARTIT。
この雑誌が25年間、何を見つめてきたのかを、
彼女たちの静かな佇まいがすべて語っている。

次は、
編集長の文章「25 and counting…」を
ゆっくり読んでみようと思う。

About

世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e

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