Sunday, 28/4/2024 | 5:35 UTC+9
Worldmusic is closer than you think.

『太平洋の防波堤』(マルグリット・デュラス)から「ラモーナ」

『太平洋の防波堤』(1950)はマルグリット・デュラス(1914-1996)の3作目にして、初の自伝的作品。

戦前のフランス領インドシナのお話。


母親が出てゆくと、ジョゼフが「『ラモーナ』をかけよう」と言った。彼は古いレコードを取りにいったが、その中で『ラモーナ』が一番貴重なレコードなのだ。

ラモーナ、ぼくはすばらしい夢をみた。
ラモーナ、ぼくら二人で旅に出た。


About

世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e

POST YOUR COMMENTS