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マリのコラに癒されて~トゥンガ/ママドゥ・ジャバテ

今やグラミー賞の常連 マリのコラ(アフリカン・ハープ)の第一人者の初期の傑作 今やグラミー賞の常連 マリのコラ(アフリカン・ハープ)の第一人者の初期の傑作 トゥンガ/ママドゥ・ジャバテ

マリ出身で現在は、U.S.A.を拠点に活躍するコラ奏者のトップランナー。伯父のトゥマニ・ジャバテは現代を代表するコラ奏者。彼も若いころは、トゥマニのもとで修行した。このCDはU.S.A.の『Alula』レーベルが原盤で10年ほど前に日本でも発売されあまり売れない「ワールドミュージック」の世界では異例のヒットとなり、現在でもアフリカのコラの定番として永く聴かれているこれこそ珠玉の作品と言えるものである。

マリ共和国のコラ奏者、ママドゥ・ジャバテ。父、叔父共にKora(コラ)の奏者といったグリオの家系に生まれ、15歳で地元のコラの大会にてグランプリを獲得。16歳の時に叔父、Toumani Diabate(トゥマニ・ジャバテ)の元,本格的な音楽活動に入る。後‘96年には合衆国ツアーも成功させ現在はNY郊外に住み活動を続けています。このアルバムはママドゥが2000年2月にUSのAlulaレーベルからリリースされた作品、リリースされた翌月3月にはCMJチャートにてフェミ・クティ、やブラジルのスバ等とトップ5圏内で争っていたという、クラブ層にもアピール性は充分、これはツワモノには違いない。ベースの心地よいグル−ヴ感も去る事ながらコラの美しい音色にひたすら浸れるこの作品はお薦めの逸品です。 このあとの2nd アルバムは06年のグラミー賞にノミネート。2010年には遂にグラミー賞を受賞。

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世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e

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