Monday, 29/4/2024 | 4:47 UTC+9
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圧巻 怒涛のドラム 陶酔のドラムを浴びる

『afromotive-drum & tribe 陶酔のパーカッション』

(ジャケットの写真は、今は亡き伝説のドラマー:Mamady Keita dit Ntman)

生音の伝統音楽とエレクトロニカを組み合わせた怒涛陶酔のドラム。

ジェンベ(djembe)を中心とした西アフリカのドラムのアンサンブルとトライバルを編集したコンピレーション。

アフリカへの誘い、魅力満載の入魂の作品。

内容:クリン(木をくりぬいたスリット・ドラム.木のバチで叩く)のイントロに始まり、いきなり圧巻のジェンベの迫力を堪能できる2作品でぶっとぶ。

FabaraはBadenya Les Freres Coulibalyの怒濤のジェンベ。

Sokoはギニアの太鼓の神様的存在、3人のジャンベフォラMamady keita,famoudou konate,Fadouba Oulareが揃った凄い作品。

続いてJames AsherとインドのShivamaniのドラムの傑作、ブルキナ・ファソのFarafinaは「らしく」、
バラフォン中心のグルーヴィーなアンサンブルを披露。

インド、アラブのトライバル・ビートではBelly Dancerも踊り出し陶酔の世界へ。

伝統のギニアのジェンベのリズムにも身を委ね、電子音のトライバル・ビートにはまる。

そして伝統音楽にトランス技法を持ち込んだ、今は亡きMamady Keita dit Ntomanの個人技。

彼はジェンベにおいては同姓同名のジャンベフォラ、Mamady Keitaの後塵を配したが、バラフォンやプロデュース力にも秀でていたことがわかる。

イタリアのトランス「Djembe on the dancefloor」になだれこみ、最後はご存知、Guemのトランシーなドラムで陶酔の極みへ。

試聴ページ:試聴ページ:http://www.worldmusic.co.jp/afromotive/


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世界の音楽との「出会い」(自己紹介 noteへのリンク) 大阪のレコード店で出会ったインドネシアのダンスミュージック ダンドゥット(DANGDUT)の女王、エルフィ・スカエシ(Elvy Sukaesih)と言ってもまずは誰もわからないだろう。インドネシアの美空ひばりと言ってもピンとこないな、きっと。それに正しくもない。インドネシアは多様な民族の集まる国だから国民を代表する歌手はいない。ひとつの大衆音楽の女王である。 大袈裟だが、このレコードと出会わなかったら、自分の人生は変わっていただろうと思う。ただ、それはわからない。でも、出会うべくして出会ったのだろう。 https://note.com/jirorhythm/n/n936acb145d0e